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誰にでもある秘めた想い

「手作りカレー」のこと、どう感じる?「コロッケ」とは、一般的にはどのように受け止められているのかな。別に真面目に考えたりする気分になったわけじゃないよ。
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ぽかぽかした仏滅の夕方に立ちっぱなしで

せがまれて、うじゃうじゃとある竹の伐採を支援していたが、竹がめちゃめちゃ密集していて大変だった。
山の持ち主が土地の管理を両親から継いで、モウソウダケが密度がぎっしりとして、伐採しても運び出しづらかったらしい。
私は、ちょっと仕事で使う青竹が欲しかったので、もらえるとなり、タイミングが良かったが、竹やぶになった山から運び出すのも苦しかった。

騒がしく大声を出すあの人と穴のあいた靴下
家の前の庭でハンモックに揺られ、気持ちの良いそよ風に身をゆだねていた、休日の夕方の事。
空には少し気の早い月が瞬いていた。少年は、自分ちの猫が「シャギャァッ!」という凄まじい声にビックリして、ハンモックから逆さまに落下してしまった。
よく見てみると、ネコは蛇と対峙し、背中の毛をおっ立てて叫びながらすごんでいた。
蛇はそう大きくはなく、毒も持っていないっぽかったので、少年はほうきで追っ払い、ネコを抱きかかえてまたハンモックに寝転がった。
少年は、ネコの頭をなでてやりながら胸の上で寝かせ、ゆったりとハンモックの上でゆれていた。

笑顔でダンスするあなたと夕焼け

ビビアン・スーは、美人で努力家で才能あふれる女性だと思う。
もう30代後半なんて、全然見えない。
昔の話だけれど、脳裏に焼き付いているのが、ビビアン・スーが、米国人からのインタビューに返答していた部分。
まだ勉強中みたいだったけれど目を引くくらい努力が見られた。
現在は英語だけでなく日本語だって、すでにペラペラなんだろうなーと思う。
ビビアンの魅力は目を見張る位深い。

じめじめした水曜の夕方は友人と
3年前、体調があまり良くない上に、栄養バランスの悪い食事と、眠りの中身が悪かったので、吹き出物が激増した。
これはヤバいと考え、食生活を健康的にし、健康に役立つ事をしようと周りの意見を聞いた。
すると推進されたのが、アセロラジュースだ。
いまだにほぼ毎日飲んでいる。
れもんよりもCがたっぷり摂取できると言う話だった。
コンディションと美しさは結局フルーツから出来るのかもしれない。

笑顔でダンスする妹と突風

ある雨の日、少年はママからお使いをことづかって、はくさいとネギとぶた肉を買いに行く途中だった。
少年はほくそ笑んだ。
夕飯はおなべだ!いやっほぅ!…と。
だが、彼への試練はその時起きた。
なんと、ズボンのポケットに入れていたお使い用の2千円が、無いのである!
少年はスーパーマーケットのレジの行列に並ぶ前に、念のためポッケの中に手を入れて確認してみたのだ。
そしてその瞬間、お金が無くなっているのを知ったのである。
怒られるのを承知で、少年は何も持たずに家へ向かうことにした。
今度から、お金は靴か靴下に入れよう。
少年は空を見上げてそう決意した。

前のめりでお喋りする先生と月夜
バースデープレゼントに友達から貰ったこの香水、フローラルっぽい匂いである。
合う瓶で、イメージしてチョイスしてくれた物で、小さくてリボンがついていて可愛らしい。
匂いも瓶も大きくいっても華やかとは言えないものだ。
香水店には多くの香水が置いてあったが、目立たない場所に置いてあった商品。
容量は小さい。
可愛くて気に入っている。
出かける時だけでなく、出張の時も手提げの中に、家で仕事をするときは机に置いている。
それで、手提げはどれも同じ匂い。
いつも身に着けているため、つけていないときは、「今日あの香りしないね」と気づかれる場合もたまに。
お店でいろいろ香水をつけてみるのは好きだが、この匂いは今までの中で一番気に入っている香りだ。

ノリノリで跳ねる彼と濡れたTシャツ

ずいぶん遠い昔になんとなく見た映画が、「ビフォアサンライズ」というもので、日本でのタイトルは恋人までの距離だ。
母に、「名作だよ」と話を聞いた映画だ。
旅の帰りの電車の中で初めて会ったアメリカ出身のジェシーと、フランス出身の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは少しだけオーストリアのウィーンを歩き回るというもの。
この他とは違う部分は、これといったパニックシーンや起承転結の点の部分など、組まれていないとこ。
出会ったばかりのこの2人は、恋愛や平和といったことに関してじっくり話し合う。
当時中学校2年生だった私は、まだまだ子どもで、なんとなく観賞した物語だった。
実は、昨日、偶然DVD店にて発見することができ、懐かしく思い借りて、観賞したところ超感動した。
特に、レコード屋でケイス・ブルームのカムヒアを聞きながら無意識に見詰め合ってしまう部分。
ジェシーとセリーヌの帰国がやってきて、つまり、お別れの時、そこで最後を迎える。
その時は理解できなかったこの内容、時間をおいて楽しむと、また違う見方になるのかもしれない。
見終わった後、KATH BLOOMのALBUMを、itunesより探して聞きたい。

ノリノリで跳ねる兄弟と季節はずれの雪
ある夏の日の朝。
少年は空き地で、蟻の行列が虫の死骸を運ぶところをじっくり見ていた。
蟻たちはせっせと働いているのだが、虫の死骸ひとつでこんなにも大勢のアリがいても、意味が無いんじゃないのかと、少年は首をかしげた。
少年は、蟻たちを指ではじいたらどうなるかな、という好奇心に駆られた。
だが、今日のところはだまって見守ることに決めた。
暑い夏の日なので、少年の汗がダラダラと流れ、しずくとしてアリの行列のそばに落ちた。

雲の無い休日の午前にシャワーを

海辺が非常に近く、サーフィンのメッカとしても大変知られている場所の近所に住んでいる。
だから、サーフィンをしている方はとても多く、仕事の前に朝少しでも行くという方もいる。
そのように、サーフィンをしている人が多いので、誘われることがたいそう多かったのだけれど、どうあっても断っていた。
それは、俺が、運動神経が悪く、息継ぎできずに泳げないからだ。
けれども、しかし、泳げなくても大丈夫だと言われ、サーフィンをしてみたけれど行ってみたところは初心者じゃない人が乗るところで、テトラポッドが近くに置かれていて、波乗りのスペースがごく狭い浜辺だった。
泳げない私は、パドリングをする筋力も無く、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

余裕で大声を出すあの人と冷めた夕飯
作家の江國香織の物語に表れる主役は、誰も狂気に満ちている。
例えれば、落下する夕方の華子。
あと、スイートリトルライズの瑠璃子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠れた部分を、文章にして表した結果なのだろうか。
徹底的にクレイジーなのが、神様のボートの葉子だ。
もしかすると迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、高萩や今市に引っ越しをする。
恋人を忘れないで、再び会えると信じて。
最後にはママは現実を生きていないと愛娘の草子に告げられるが、この女性にはそこまでよく理解されない。
ここが、この文庫本の最高にクレイジーなところだ。
個人的には、ウエハースの椅子にはあまり座れないけれど神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも可憐でせつない女性たちが大好きだ。

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